海外FXは国内FXと比べると、どうしても安全性が低いと感じる方もいるでしょう。
実際に海外FXを利用している方の、「資金を持ち逃げされた」「出金拒否されて未だに出金できていない」などの書き込みを目にすることがあります。
結論を先に言うと、安全性が高い海外FX業者を選べば問題ありません。
安全性が高い海外FX業者を見分けることができれば、資金の持ち逃げや出金拒否の被害に遭う可能性を下げることができます。
本記事では、安全性や信頼性が高い海外FXをまとめるだけではなく、悪徳業者を見分ける方法も併せて紹介します。
- 金融ライセンスを取得しているか否かだけでは確認不足
- どこの国の金融ライセンスを取得しているか確認すべき
- SNSで悪い噂があるかチェックする
安全性と信頼性が高い海外FX会社一覧表
以下、安全性と信頼性が高い海外FX会社の一覧になります。
海外FX業者名 | XMTrading | HFM | FXGT | AXIORY |
---|---|---|---|---|
総合点 | 95/100 | 90/100 | 90/100 | 82/100 |
おすすめな理由 | 安全性が高い | 取扱銘柄が1200銘柄以上ある | レバレッジ1000倍で仮想通貨FXができる | スプレッドが狭い |
安全性・信頼性 | ||||
ボーナス | ||||
レバレッジ | ||||
ドル円 スプレッド |
||||
取扱通貨ペア数 | ||||
日本語サポート | ||||
公式サイト |
安全性や信頼性が高い海外FX業者は、上記の表の通りになります。
中でも、XMTradingは愛用している日本人のトレーダーも多いので、信頼性が高いのが特徴です。
HFMは最大レバレッジが2000倍と一番高いですし、FXGTは仮想通貨の取引をレバレッジ1000倍で取引できます。
AXIORYは最大レバレッジが400倍と低めですが、上記の表の中で唯一、全額信託保全を採用しているので安全性が高いです。
安全性・信頼性の高い優良な海外FX業者と悪徳業者を見分ける方法
安全性や信頼性が高い海外FX業者と悪徳業者を見分ける方法を紹介します。
- どこの国の金融ライセンスを取得しているかをチェック!
- SNSで出金拒否や悪徳業者という噂がないか調べる!
- 会社の実態はあるのか?住所をGoogleMAPでチェック!
- 顧客資産の管理方法は「信託保全」を採用しているか
- サービス運営の親企業はグループ会社であるか
見分ける方法を上記の順番で解説していきます。
どこの国の金融ライセンスを取得しているかをチェック!
海外FXのほとんどは金融ライセンスを取得しています。
しかし、金融ライセンスの有無ではなく、どこの国のライセンスを取得しているかが鍵になるのです。
金融ライセンスは取得するための難易度があり、難易度が低いライセンスを持っていても安全性が高いとは言えません。
例えば、FCAやNFAは取得難易度が非常に高いので、取得していると安全性が高いと判断できるでしょう。
一方、BVIFSCやSVGFSAは取得難易度が低いので、安全性が高いとは言えません。
もちろん、BVIFSCやSVGFSAを取得しているからと言って、安全性が低いというわけではないです。
SNSで出金拒否や悪徳業者という噂がないか調べる!
安全性が高いか判断するには、利用しているトレーダーの口コミを参考にするといいでしょう。
例えば、SNSで「業者名+出金拒否」などで検索をかけると、悪い噂を調べることができます。
実際に過去にはGEMFOREXという海外FX業者が、大規模な出金拒否事件を起こしました。
出金拒否事件が起きた時はSNSで検索をかけるとリアルタイムで情報が得られたので、SNSで情報取集をするのはアリでしょう。
しかし、中には特定の業者の悪い噂を流す、ネガティブキャンペーンを行っている可能性もあります。
口コミや噂の有無だけではなく、どのくらいのトレーダーがSNSで書き込みをしているかも判断材料になるでしょう。
会社の実態はあるのか?住所をGoogleMAPでチェック!
海外FX業者は国内FX業者と違って、会社の実態がない場合があります。
実際にGoogleMAPで住所を検索しても出てこないこともあるようなので、会社の実態があるかチェックしましょう。
会社の実態はあるものの、ペーパーカンパニーの場合もあります。
ペーパーカンパニーの場合だと会社に資金が少なかったり、安全性が低い可能性が考えられるのです。
口座開設をする前に、会社の実態があるかをGoogleMAPで調べましょう。
顧客資産の管理方法は「信託保全」を採用しているか
国内FX業者は信託保全を義務化していますが、海外FX業者は義務化になっていません。
信託保全とは、業者側がトレーダーの資金を管理するのではなく、信託銀行が代わりに管理する仕組みのことです。
業者側がトレーダーの資金を持ち逃げしたり悪質な使い方ができないので、安全性が保たれてます。
仮に業者が経営破綻しても、トレーダーが預けた資金が戻ってくるのです。
信託保全の有無も安全性や信頼性の高さを判断できるので、口座開設の前にチェックしましょう。
サービス運営の親企業はグループ会社であるか
海外FX業者を選ぶ際は親企業がグループ会社であるかも、安全性の判断材料にすることができます。
親企業が信頼性が高い金融ライセンスを取得している場合は、安全性が高いです。
例えば、日本人のトレーダーが多く利用しているXMは、FSAとFSCという金融ライセンスを取得しています。
しかし、グループ会社では「CySEC」「IFSC」「FCA」「ASIC」「DFSA」を取得しているのです。
安全性が高く信頼できる海外FX業者4選
海外FXの中で安全性が高く信頼できる業者を紹介します。
- XMTradingは出金拒否もなく海外FXで最大手の業者
- HFMはグループ会社で企業規模が大きい海外FX会社
- FXGTは最大1億ユーロの賠償責任保険がある海外FX会社
- AXIORYは全額信託保全に唯一加盟している海外FX業者
信頼できる海外FX業者を上記の順番で詳しく解説します。
XMTradingは出金拒否もなく海外FXで最大手の業者
金融ライセンス | FSA(セーシェル金融サービス庁) FSC(モーリシャス金融サービス委員会) |
---|---|
資金管理 | 分別管理 |
取引方式 | NDD方式 |
出金拒否 | × |
ゼロカット | 〇 |
- 世界の196か国にサービスを提供している
- 日本人トレーダーの利用が多い
- 10年以上サービス運営の実績がある
XMは世界で196か国へサービスを提供しており、海外FX業者の中でもトップクラスの規模があります。
日本人のトレーダーも愛用している方が多く、安全性が高い業者の1つです。
10年以上サービスを提供している実績もありますし、金融ライセンスも取得しています。
ボーナスも充実していますし、入金しなくても取引が開始できるという大きなメリットもあるのです。
HFMはグループ会社で企業規模が大きい海外FX会社
金融ライセンス | SV(セントビンセント) FCA(イギリス金融行動監視機構) FSA(セーシェル金融サービス庁) DFSA(ドバイ金融サービス機構) FSCA(南アフリカ共和国金融業界行為監督機構) CMA(ケニア金融ライセンス) |
---|---|
資金管理 | 分別管理 |
取引方式 | NDD方式 |
出金拒否 | × |
ゼロカット | 〇 |
- 取得している金融ライセンスが多い
- 最大500万ユーロまで保証してくれる
- 10年以上サービス運営の実績がある
HFMは取得している金融ライセンスが多いのが特徴の海外FX業者です。
さらに、500万ユーロ(日本円で約7億7000万円分)の保証をしてくれるので、仮に破綻しても資金が戻ってくる見込みがあります。
XM同様に10年以上のサービス運営の実績があるので、信頼性が高いと判断できます。
トレーダーにとって損をする悪質な行為や出金拒否等は見られませんので、安全性も高いと言ってもいいでしょう。
FXGTは最大1億ユーロの賠償責任保険がある海外FX会社
金融ライセンス | FSA(セーシェル金融サービス庁) |
---|---|
資金管理 | 分別管理 |
取引方式 | NDD方式 |
出金拒否 | × |
ゼロカット | 〇 |
- 最大1億ユーロの賠償責任保険がある
- 悪質な出金拒否は見られない
- 創業メンバーが優秀
FXGTは最大1億ユーロ(日本円で約154億円)までの保証してくれます。
仮に破綻したとしても預けている資金が返ってくる可能性が高いので、安全性の面では不安要素はないでしょう。
トレーダーが損をする悪質な行為や出金拒否もありません。
2019年からとサービス提供の経歴は浅いですが、創業メンバーが元々AXIORYやXMの役員をしていました。
FX業者の運営実績がある人が創業しているので、サービス開始から日が浅いですが、信頼性は高いです。
AXIORYは全額信託保全に唯一加盟している海外FX業者
金融ライセンス | FSC(モーリシャス金融サービス委員会) |
---|---|
資金管理 | 信託保全 |
取引方式 | NDD方式 |
出金拒否 | × |
ゼロカット | 〇 |
- 信託保全を採用している
- 悪質な出金拒否は見られない
- 10年以上サービス運営の実績がある
AXIORYは信託保全を採用しているため、トレーダーの資金が守られています。
信託保全とは、FX業者の資金とトレーダーの資金を別々に管理する方法のことを言います。
資金を別々に管理することで、FX業者がトレーダーの大事な資金を持ち逃げするなどのリスクを回避することができるのです。
10年以上の運営実績がありますし、悪質な出金拒否もないので安全性が高いFX業者です。
海外FXの安全性・信頼性についてよくある質問
海外FXの安全性や信頼性について気になる質問に回答します。
上記の質問に対して順番に回答していきます。
-
海外FXって違法じゃないの?
-
いいえ、海外FXを利用して取引をすることは違法ではありません。金融庁のサイトを見ると、「日本で登録をしていない業者を使うことを禁止にしています」という記載はありますが、トレーダーに対する規制文ではありません。実際に海外FX業者を利用して利益を上げて出金ができますし、生活をしているトレーダーも存在します。
-
海外FXはおすすめしないって聞くけど、どうなの?
-
海外FXをおすすめしない理由として、安全性や信頼性が不透明というのが挙げられます。海外の業者を利用するというのは悪いイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、実際に利益を上げているトレーダーもいるので、ボーナスを利用して取引の体験をしてみるといいでしょう。
-
海外FXは金融庁から警告が出ているけど大丈夫?
-
はい、金融庁から警告が出ていますが利用しても問題ありません。海外FXを日本に住んでいる人に向けて勧誘することについて警告を出しています。金融庁に登録はされていませんが、問題なく取引をして利益を上げていくことが可能です。
海外FX業者の安全性に関する質問への回答になります。
金融庁からの警告が出ていますが、日本に住んでいる人でも取引をすることができます。
仮に海外FX業者が金融庁に登録をすると、レバレッジが25倍に制限されゼロカットシステムを導入できなくなるデメリットが出てくるのです。
海外FXは安全性・信頼性の高い業者を選ぼう!
海外FXの安全性や信頼性について詳しくまとめました。
業者ごとに取得している金融ライセンスが異なるため、口座開設前にチェックしてください。
中には悪質な行為をしてトレーダーの資金を奪い取る業者もあるので、業者選びは慎重になりましょう。
- XMTradingは出金拒否もなく海外FXで最大手の業者
- HFMはグループ会社で企業規模が大きい海外FX会社
- FXGTは最大1億ユーロの賠償責任保険がある海外FX会社
- AXIORYは全額信託保全に唯一加盟している海外FX業者
上記の海外FX業者から選ぶと、間違いないですよ!